割引計算
元の値段と割引を入れると、割引後の値段がすぐ出ます。
1割引後の値段を計算
2割引の重ねがけ(○%オフからさらに○%オフ)
3何%オフ?(割引率の逆算)
4割引後の値段から元の値段を出す
5割引の早見表
6割引とポイント還元、どっちがお得?
割引計算のやり方
セールの「20%オフ」「3割引」「500円引き」などの値札を見て、実際にいくら払えばいいのかを計算するページです。上の計算機に元の値段と割引を入れるだけで、割引後の値段・安くなる金額・割引率が同時に出ます。1円未満の端数をどう処理するか(切り捨て・四捨五入・切り上げ)や、税込・税抜の切り替えも選べます。
例:5,980円の20%オフ → 5,980 × 0.8 = 4,784円(1,196円安くなる)
コツは「何%引かれるか」ではなく「元の値段の何%を払うか」で考えることです。20%オフなら80%を払う、30%オフなら70%を払う。この「払う割合」を元の値段に掛ければ、1回の掛け算で答えが出ます。
%オフ・割引・円引きの違い
| 表示 | 意味 | 払う割合 | 5,000円の場合 |
|---|---|---|---|
| 10%オフ | 値段の10%を引く | 90%(×0.9) | 4,500円 |
| 1割引 | 10%オフと同じ | 90%(×0.9) | 4,500円 |
| 2割5分引き | 25%オフと同じ | 75%(×0.75) | 3,750円 |
| 半額 | 50%オフ・5割引 | 50%(×0.5) | 2,500円 |
| 500円引き | 値段から500円を引く | — | 4,500円 |
| 3割引の値段から、さらに半額 | 重ねがけ | 35%(×0.7×0.5) | 1,750円 |
「割」は10%、「分」は1%、「厘」は0.1%です。2割5分引きは25%オフ、1割5分引きは15%オフになります。セールのチラシでよく見る「〇割引」は、上の計算機の割引の種類で「○割引」を選ぶとそのまま入れられます(2割5分なら「2.5」と入れます)。
割引の重ねがけ(20%オフからさらに10%オフ)
「表示価格から20%オフ、レジでさらに10%オフ」のような重ねがけは、割引率を足し算してはいけません。2回目の割引は、1回目の割引のあとの値段にかかるからです。
1回目:10,000 × 0.8 = 8,000円
2回目:8,000 × 0.9 = 7,200円
合わせて 28%オフ(30%オフの7,000円より200円高い)
重ねがけの合計の割引率は、1 − (1 − 1つ目) × (1 − 2つ目) で求められます。20%と10%なら 1 − 0.8 × 0.9 = 0.28 で28%オフ、30%と30%なら 1 − 0.7 × 0.7 = 0.51 で51%オフです。上の「2. 割引の重ねがけ」では3つまでの割引を順番にかけて、途中の値段と合計の割引率を表示します。
| 1つ目 | 2つ目 | 足し算すると(まちがい) | 本当の割引率 |
|---|---|---|---|
| 10% | 10% | 20% | 19% |
| 20% | 10% | 30% | 28% |
| 30% | 20% | 50% | 44% |
| 50% | 20% | 70% | 60% |
| 50% | 50% | 100%(タダ) | 75% |
元値と売値から「何%オフ」かを逆算する
値札に「12,800円 → 8,960円」とだけ書かれていて、割引率がわからないこともあります。そんなときは次の式で求めます。
例:(12,800 − 8,960) ÷ 12,800 × 100 = 30%オフ(3割引)
反対に、割引後の値段と割引率から元の値段を出したいときは「元値 = 割引後 ÷ (1 − 割引率)」です。30%オフで3,500円になっているなら、元の値段は 3,500 ÷ 0.7 = 5,000円です。
税込・税抜と割引の順番
割引は税込の値段にかけても、税抜の値段にかけて後から消費税を足しても、端数の処理を除けば答えは同じです(掛け算の順番が入れ替わるだけのため)。ただしお店によって「税抜価格から割引→消費税」「税込価格から割引」と計算の順番が違うと、1円単位でずれることがあります。上の計算機の「税」の項目で、入れた値段が税抜か税込かを選ぶと、もう一方の値段も並べて表示します。
税込 3,300円の20%オフ → 2,640円(同じ)
1円未満の端数はどうなる?
割引の計算で1円未満の端数が出たときの処理は、お店ごとに決まっています。多いのは切り捨て(お客さんに有利)ですが、四捨五入や切り上げのお店もあります。上の計算機では3つの処理を切り替えられるので、レシートと金額が合わないときの確認にも使えます。端数の処理のしかたは四捨五入・切り上げ・切り捨ての計算でくわしく説明しています。
割引とポイント還元、どちらがお得?
「10%オフ」と「10%ポイント還元」は同じではありません。ポイント還元は、いったん全額を払い、次の買い物で使えるポイントが戻ってくる仕組みなので、実質の割引率は少し下がります。
10%オフ → 払うのは 18,000円
10%ポイント還元 → 20,000円払って2,000ポイント → 実質 18,000円分だが、ポイントを使う次の買い物も含めると 22,000円分の品物を20,000円で買った計算 → 実質 約9.09%オフ
ポイント還元率をp%とすると、実質の割引率は p ÷ (100 + p) です。ポイントに有効期限がある、使える店が限られるといった条件も考えると、同じ%なら割引のほうが確実にお得です。上の「6.」で、値段と割引率・ポイント還元率を入れて見比べられます。
| ポイント還元 | 実質の割引率 |
|---|---|
| 5% | 約4.76% |
| 10% | 約9.09% |
| 20% | 約16.67% |
| 30% | 約23.08% |
| 50% | 約33.33% |
暗算で割引を出すコツ
- 10%オフ:値段の一の位を消して(10で割って)元の値段から引く。2,480円なら248円引いて2,232円。
- 20%オフ:10%を2倍して引く。または「×0.8=×8÷10」。
- 25%オフ:値段の4分の1を引く(4分の3を払う)。
- 30%オフ:10%を3倍して引く。3,980円 → 約4,000円の30%は1,200円 → 約2,800円(正確には2,786円)。
- 半額からさらに20%オフ:0.5×0.8=0.4、つまり元値の40%(60%オフ)。
- 「○%オフで○円」の元値:払った額 ÷ 払う割合。30%オフで2,100円なら 2,100 ÷ 0.7 = 3,000円。
セールでよく見る表示の読み方
お店のセールには、%オフ以外の書き方もたくさんあります。1個あたり何%オフになるかに直すと、ほかのセールと比べやすくなります。
| 表示 | 1個あたりに直すと | 考え方 |
|---|---|---|
| 2点目半額 | 約25%オフ | 2点で1.5個分を払う → 1.5 ÷ 2 = 0.75 |
| 2点で20%オフ | 20%オフ | 2点買ったときだけ。1点では割引なし |
| 3点買うと1点無料 | 約33.33%オフ | 3点で2個分を払う → 2 ÷ 3 ≒ 0.667 |
| 2つで1つ分(1個おまけ) | 50%オフ | 2点で1個分を払う |
| 最大70%オフ | 商品によって違う | 70%オフはいちばん値引きの大きい一部の商品だけ |
| 表示価格からさらに20%オフ | 重ねがけ | すでに値下げされた値段の20%。元値からの割引率は上の「2.」で |
「2点目半額」は、2点の値段が違うときは安いほうが半額になるのが一般的です。3,000円と2,000円なら1,000円引きで、合計5,000円の20%オフにしかなりません。
クーポンの併用は順番で値段が変わる?
%オフどうしの重ねがけは、どちらを先にかけても答えは同じです(0.8×0.9も0.9×0.8も0.72)。ところが%オフと円引きを組み合わせると、順番で値段が変わります。
先に20%オフ → 8,000円 → 1,000円引き → 7,000円
先に1,000円引き → 9,000円 → 20%オフ → 7,200円
お客さんにとっては「%オフを先、円引きを後」のほうが安くなります。どちらの順番になるかはお店の決まりなので、レシートの金額が思っていたのと違うときは、この順番を疑ってみてください。
売る側から見た割引(利益がどれだけ減るか)
割引はお客さんにはうれしい一方、お店の利益を大きく減らします。原価600円・売価1,000円(利益率40%)の商品を20%オフの800円で売ると、1個あたりの利益は400円から200円へ半分になります。同じ利益を出すには、ふだんの2倍の数を売る必要があります。セールの値引き幅を決めるときは、利益率計算で割引後の利益を確かめておくと安心です。
計算例いろいろ
このページの計算について
計算は小数のずれが出ないよう十進の整数で行い、1円未満は選んだ方法で処理しています。割引率は小数第2位まで表示しています。入れた数字はお使いの端末の中だけで計算され、送信されません。お店で売る側の値付けには利益率計算、ふつうの計算には電卓をどうぞ。
ほかの電卓
よくある質問
20%オフの計算方法は?
3割引は何%オフ?
20%オフからさらに10%オフは何%オフ?
元の値段と売値から何%オフかを出すには?
割引は税込と税抜どちらにかける?
10%オフと10%ポイント還元はどちらがお得?
割引後の値段から元の値段を出すには?
最終更新:2026-10-20