電卓の「E」の意味とは?eが出る3つの理由と直し方
電卓のEは「桁あふれ」か「エラー」、スマホやパソコンのe+15は「×10の15乗」。どれも故障ではありません。
公開 2026-10-13 文 柿本 和麻

電卓(8〜12桁の実務電卓)の「E」は①か②で、C・AC・CAなどのクリアキーで消えます。スマホやパソコン、関数電卓の「1.23e+15」は③で、1.23×1015=1,230,000,000,000,000(1230兆)という意味です。どれも故障ではありません。
指数表示 ⇔ ふつうの数 変換ツール
電卓やスマホに出た「1.23e+15」「4.5E-7」「1.23×10^15」をそのまま入れると、ふつうの数(3けたごとのカンマ付き)と読み方(何兆・何億か)に直します。反対に、ふつうの数を入れると指数表示に直します。さらに「この数は何桁の電卓で表示できるか」もわかります。計算は文字のまま行うので、何けたあっても数字がずれません。
| 電卓の種類 | この数を表示できる? |
|---|
「e」「E」「×10^」「10の15乗」のどの書き方でも読み取れます。全角の数字やカンマが入っていてもかまいません。10の±300乗まで扱えます。
電卓の「E」の意味とは?計算機にeが出る3つの理由
「電卓 e 意味」「計算機 eとは」と調べる人の多くは、計算の途中で急に「E」が出て、数字が打てなくなったり、見たことのない「e+15」が出たりして困っています。じつは、電卓に出る「E」にはまったく違う3つの意味があり、どれなのかで直し方が変わります。まずは下の表で、自分の画面がどれに当たるかを見分けてください。
| 種類 | 画面の例 | 出るとき | 意味 | 消し方 |
|---|---|---|---|---|
| ①桁あふれ | E 12,193.2630989 | 答えや入力が電卓の桁数(8・10・12桁など)をこえた | 表示しきれない大きさ。数字は答えの上の桁だけ(概算) | クリアキー(C・CA・ACなど) |
| ②エラー | E 0. | 0で割った・負の数の√・メモリーがあふれた | 計算できない | クリアキー(C・CA・ACなど) |
| ③指数表示 | 1.23e+15 | スマホ・パソコン・関数電卓・Excelで、とても大きい数・小さい数 | 1.23×1015(正しい答え) | 消す必要なし(読み方を知る) |
①と②は「Error(エラー)」や「Overflow(オーバーフロー)」の頭文字の E で、電卓が「これ以上計算を続けられません」と知らせる合図です。③の e は「Exponent(指数)」の e で、エラーではなく正しい答えを短く書いた形です。同じ「E」の文字でも、①②と③は意味が正反対だといえます。
①桁あふれ(オーバーフロー)のE:なぜ出る?読み方は?
なぜ出るのか
ふつうの電卓(実務電卓)は、表示できる桁数が決まっています。8桁の電卓なら 99,999,999(9999万9999)まで、12桁の電卓なら 999,999,999,999(9999億9999万9999)までです。答えの整数部分がこの桁数をこえると、電卓は全部の数字を並べられないので「E」を出して止まります。これが桁あふれ(オーバーフロー)です。
10桁の電卓なら 150,000,000 は表示できます。
答えだけでなく、入力でもあふれます。シャープの実務電卓 EL-N862(12桁)の取扱説明書には、エラーになる場合として「整数部を13桁以上入力したとき」「メモリーまたはグランドトータルメモリーの数値の整数部が12桁を超えたとき」「税計算で求めた結果あるいは途中結果の整数部が12桁を超えたとき」が書かれています。M+ で売上を足していったら途中から E になった、というのはメモリーのあふれです。
桁あふれのEの読み方(小数点の位置で上の桁を示す機種)
一部の実務電卓は、桁あふれのときに答えのだいたいの値(概算)を出してくれます。シャープ EL-N862 の取扱説明書では、計算結果の整数部が13〜24桁になったとき「概算」として、答えの上の桁を表示し、小数点の位置が「兆の位」を表します(整数部が25桁になると概算はできません)。つまり、表示された数に1兆(1012)をかけた数が、だいたいの答えです。
本当の答え = 12,193,263,098,917,848(17けた・1京2193兆2630億9891万7848)
概算表示の機種の画面 → E 12,193.2630989
読み方 = 12,193.2630989 × 1兆 = 約1京2193兆2630億9890万
小数点より左の「12,193」が兆の数、小数点より右が兆より下の桁です。表示しきれない一番下のほうの桁は省かれるので、ぴったりの答えが欲しいときは、上のツールに式の数字を入れて確かめるか、桁数の多い電卓を使ってください。
消し方と、計算の続け方
- まず消す:クリアキーを押すと E が消えます。シャープ EL-N862 では ON/C・CE キーで解除でき、入力時のあふれや概算のエラーは右シフト(訂正)キーでも解除できます。カシオの DS-1WT・JS-10WK などの取扱説明書では、E が出ると動作を停止し、クリアキーで停止を解除して「はじめから計算し直してください」とされています。
- 続け方(概算表示の機種):シャープの例では、概算のエラーを解除すると表示された概算値(兆の単位)のまま、続けて計算できます。単位が「兆」になっていることを忘れないようにしましょう。
- メモリーのあふれ:エラーを解除しても、メモリーの中身は残っています。中身も消したいときは、メモリークリア(MC・CM など)を押します。
- 大きな数を計算し直すコツ:単位を「千円」「万円」にして桁を減らす(1,234,567,890円 → 1,234,567.89千円)と、8桁や10桁の電卓でもあふれにくくなります。
②エラーのE(0で割る・負の数のルート)
答えの大きさに関係なく、数学的に計算できない操作をしたときにも E が出ます。代表的なのは次の2つです。
- 0で割った:たとえば 6 ÷ 0。0で割る答えは決められないので、電卓は E(エラー)を出します。画面には E 0. のように0とEが並ぶ機種が多いです。
- 負の数のルート(√):-4 の√。2乗して -4 になる数はふつうの数(実数)にはないので、エラーになります。
カシオの DS-1WT・JS-10WK などの取扱説明書には「ありえない計算(√-4 や 6÷0 など)をしたり、計算結果が本機の計算範囲を超えたりして計算が続行不能となると、画面に"E"マークを表示して動作を停止します」とあり、10桁表示モデルの計算範囲は整数10桁以内(-100億<数値<100億)と書かれています。シャープ EL-N862 でも「負数の平方根を求めたとき」「除数が0の除算を行ったとき」がエラーの例に挙がっています。
0÷5(0を割る)は答えが0になるのでエラーではありません。エラーになるのは「÷0」(0で割る)のほうです。
関数電卓では E の1文字ではなく、Math ERROR(計算できない・範囲をこえた)、Syntax ERROR(式の書き方がおかしい)のように、エラーの種類が文字で出ます。カシオの関数電卓(fx-375ES など)では、エラーの画面で左右のカーソルキーを押すとエラーの場所に戻って直せ、AC を押すと式がクリアされます。
③指数表示のe(e+15・e-5)の意味と読み方
スマホの計算機、パソコンの電卓、関数電卓、Excelで出る「1.23e+15」や「4.5E-7」は、エラーではなく指数表記(科学的表記)という書き方です。とても大きい数や小さい数を、短く書くための決まりです。
4.5E-7 = 4.5 × 10-7 = 4.5 ÷ 10,000,000 = 0.00000045(1000万分の4.5)
読み方のコツは「小数点を動かす」
- e+n(Eのあとがプラス):小数点を右へ n けた動かします。足りないところは0でうめます。1.23e+15 なら、1.23 の小数点を右へ15けた → 1 2 3 のあとに0が13個 → 1,230,000,000,000,000。
- e-n(Eのあとがマイナス):小数点を左へ n けた動かします。4.5e-7 なら、4.5 の小数点を左へ7けた → 0.00000045。小数点のすぐ後ろから数えて、7番目に初めて0でない数字(4)が来ます。
- e のあとの数(指数)が3増えるごとに1000倍、4増えるごとに1万倍です。e+4=万、e+8=億、e+12=兆、e+16=京と覚えると、読むのが速くなります。
| 指数表示 | 意味 | ふつうの数 | 読み方 |
|---|---|---|---|
| 2.5e+4 | 2.5×104 | 25,000 | 2万5000 |
| 3e+8 | 3×108 | 300,000,000 | 3億 |
| 1.2346E+10 | 1.2346×1010 | 12,346,000,000 | 123億4600万 |
| 1.23e+15 | 1.23×1015 | 1,230,000,000,000,000 | 1230兆 |
| 6.02214076e+23 | 6.02214076×1023 | 602,214,076,000,000,000,000,000 | 6022垓1407京6000兆 |
| 1e-5 | 1×10-5 | 0.00001 | 10万分の1 |
| 4.5E-7 | 4.5×10-7 | 0.00000045 | 1000万分の4.5 |
e のついた数は「仮数(1.23 の部分)」と「指数(15 の部分)」でできていて、仮数はふつう1以上10未満になるように書きます。表の 6.02214076e+23 は、化学で使うアボガドロ定数の数値(6.02214076×1023)です。
関数電卓の指数表示(×10n)とNorm1・Norm2
関数電卓では、指数表示を「1.23×1015」のように10の右上に小さく指数を出す機種と、「1.23 E15」「1.2315」のように出す機種があります。カシオの関数電卓(fx-375ES・fx-915ES・fx-995ES)の取扱説明書では、表示の設定で指数表示になる範囲を選べます。
| 設定 | 指数表示になる範囲 | 1÷200 の表示 |
|---|---|---|
| Norm1 | |x|<10-2(0.01より小さい)、|x|≧1010(100億以上) | 5×10-3 |
| Norm2 | |x|<10-9、|x|≧1010 | 0.005 |
0.005 が 5×10-3 と出て困るときは、設定を Norm2 に変えると、ふつうの小数で出ます。同じ取扱説明書では、計算範囲は ±1×10-99〜±9.999999999×1099 と 0 で、これをこえると Math ERROR になります。指数を入力するときは ×10x(機種によっては EXP)キーを使います。
機種別:電卓・計算機でEが出たときの表示と消し方
メーカーや機種によって、E の出し方とキーの名前が違います。よく使われる機種をまとめました(キーの名前は代表的なものです。くわしくはお使いの機種の取扱説明書を見てください)。
| 機種 | 大きすぎる答え | 0で割る | 小さすぎる答え | 消し方 |
|---|---|---|---|---|
| シャープの実務電卓(EL-N862など12桁) | 整数部13〜24桁は E+概算(小数点が兆の位)。25桁以上は概算なしのE | E | 表示桁までの小数(以下は出ない) | ON/C・CE(概算・入力のあふれは右シフトキーでも) |
| カシオの実務電卓(DS-1WT・JS-10WKなど) | 計算範囲をこえるとEを出して停止(10桁モデルは±100億未満が範囲) | E | 表示桁までの小数 | クリアキーで停止を解除し、はじめから計算し直す |
| 関数電卓(カシオ fx-375ESなど) | ×10n の指数表示。10100以上は Math ERROR | Math ERROR | ×10-n の指数表示 | AC。左右キーでエラーの場所へ戻れる |
| iPhoneの計算機 | e のついた指数表示(例 1.23e15) | 「エラー」と表示 | e- のついた指数表示 | AC(C) |
| Androidの電卓(Google電卓など) | E のついた指数表示(例 1.23E15)。横にスクロールで全部見られる機種も | 「0で割ることはできません」のような文 | E- のついた指数表示 | AC・C |
| Windowsの電卓 | e+ のついた指数表示(例 1.23e+16) | 「0で割ることはできません」のような文 | e- のついた指数表示 | C・Escキー |
| Excel | 標準の書式で12けた以上は 1.23457E+15 のように表示 | #DIV/0! | 4.5E-07 のように表示 | 書式を変える(次の章) |
スマホやパソコンの電卓アプリは、OSのバージョンや画面の向き(縦・横)で表示できるけた数が変わります。iPhoneやAndroidは横向きにすると関数電卓になり、表示けた数がふえることがあります。
ふつうの電卓(実務電卓)は、とても小さい数でも指数表示にはなりません。たとえば8桁の電卓で 1÷300,000 を計算すると、答え 0.0000033333… のうち表示できるのは小数第7位まで(0.0000033)です。8桁の電卓で 0.00000045 を出すと 0.0000004 となり、最後の5は表示されません。0.000000045 なら「0.」になってしまいます。小さい数を正確に知りたいときは、関数電卓かこのページのツールを使ってください。
Excelで「1.23E+15」と出るときの直し方(指数表示をやめる方法)
Excelでは、セルの書式が「標準」のままだと、12けた以上の数は自動で指数表示(例:123456789012 → 1.23457E+11)になります(Microsoft公式サポート「Excel で利用可能な表示形式」)。データが壊れたのではなく、見え方だけが変わっています。ふつうの数で表示するには、次のどれかをします。
- 表示形式を「数値」にする:セルを選んで Ctrl+1(セルの書式設定)→「表示形式」→「数値」→ 小数点以下の桁数を0にしてOK。列の幅が足りずに「####」になったら、列の幅を広げます。
- ユーザー定義で「0」:「表示形式」→「ユーザー定義」→ 種類に
0と入れてOK。カンマ付きにしたいときは#,##0。 - 電話番号・会員番号・カード番号など、計算しない番号:入力する前に書式を「文字列」にするか、数字の前に
'(アポストロフィ)を付けて入力します。
気をつけたいのは15けたの壁です。Excelの数値の精度は有効数字15けたまでなので、16けた以上の数字を数値として入れると、16けた目から後ろが0に変わってしまいます(Microsoft公式サポート「先頭のゼロと大きな数値を保持する」)。たとえば 1234567890123456 と入れると 1.23457E+15 と表示され、書式を「数値」にすると 1234567890123450 になります。一度0になった数字は書式を変えても戻らないので、16けた以上の番号は必ず「文字列」で入力しましょう。上のツールの「Excel」の行で、何けた目から0になるかを確かめられます。
反対に、わざと指数表示にしたいときは、表示形式を「指数」にします。Excelの指数表示は指数が2けたで、4.5×10-7 は 4.5E-07、1.23×1015 は 1.23E+15 と書かれます。
関数電卓の「e」はネイピア数(2.718…)との違い
「関数電卓 e」で調べると、もう1つの「e」が出てきます。関数電卓のキーにある e や ex、ln の e はネイピア数(自然対数の底)という特別な数で、e = 2.718281828459045… と続く無理数です。指数表示の e(×10の何乗)とは、まったく関係がありません。
| 指数表示の e(E) | ネイピア数 e | |
|---|---|---|
| 意味 | 「×10の何乗」の省略 | 2.71828…という定数 |
| 書き方の例 | 3e+8 = 3×108 = 3億 | e2 = 2.71828…×2.71828… ≒ 7.389 |
| どこに出る | 答えの表示(スマホ・パソコン・Excel) | 関数電卓のキー、数学・物理の式 |
| 見分け方 | e のすぐ後ろに+−や数字が続く | ex、ln、e×2 のように式の中の数として使う |
カシオの関数電卓は指数表示を「×10n」で出すので、画面の e はネイピア数です。一方、スマホやパソコンは指数表示に e を使います。「2e3」は、指数表示なら 2×103=2000ですが、ネイピア数として読むと 2×e×3 ≒ 16.31 になってしまいます。どちらの意味かは、画面がどの機械かで判断しましょう。
電卓が壊れたのではない?Eと故障の見分け方
E が出ても、ほとんどの場合は故障ではありません。次の順に確かめてください。
- クリアキーを押す:C・CA・AC・ON/C などを1〜2回押して E が消えれば、正常です。直前の計算が桁あふれか、0で割る計算だったはずです。
- 計算を見直す:答えが電卓の桁数をこえていないか、÷0 になっていないか、メモリー(M+)にずっと足し続けていないかを確かめます。
- メモリーを消す:メモリーがあふれている場合は、MC(CM)でメモリーを消します。
- 電池を確かめる:表示が薄い、キーを押しても何も出ない、E が勝手に出る、といったときは電池の消耗が考えられます。シャープ EL-N862 の取扱説明書でも、表示が薄くて見にくいことなどが電池交換の目安とされています。
スマホやパソコンの「e+15」は、壊れているどころか正しい答えです。上のツールでふつうの数に直して確かめてみてください。
桁数の多い電卓の選び方(8桁・10桁・12桁)
桁あふれの E がよく出るなら、桁数の多い電卓に替えるのがいちばんの解決策です。表示桁数ごとに、表示できるいちばん大きな数を計算しました。
| 表示桁数 | いちばん大きな数 | 読み方 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|
| 8桁 | 99,999,999 | 9999万9999 | 買い物・家計簿・小学校の算数 |
| 10桁 | 9,999,999,999 | 99億9999万9999 | 個人の家計・小さな店の売上 |
| 12桁 | 999,999,999,999 | 9999億9999万9999 | 会社の経理・簿記検定・税計算 |
| 14桁 | 99,999,999,999,999 | 99兆9999億9999万9999 | 大きな金額の集計 |
| 16桁 | 9,999,999,999,999,999 | 9999兆9999億9999万9999 | 統計・大きな数の計算 |
- かけ算は桁がふえやすい:5けた×5けたで最大10けた(99,999×99,999=9,999,800,001)、6けた×6けたで最大12けたになります。単価×数量の計算が多いなら、12桁を選ぶと安心です。
- 小数の計算:表示桁数には小数の桁もふくまれます。8桁の電卓で 1÷3 は 0.3333333(小数第7位まで)、12桁なら 0.33333333333(小数第11位まで)です。
- 簿記・経理なら12桁:日商簿記などの検定では、12桁の実務電卓がよく使われています(使える電卓の条件は試験の案内で確認してください)。
- とても大きい・小さい数なら関数電卓:関数電卓は10けたの仮数と指数で、1099 の大きさまで表示できます。
大きな数・小さな数の単位早見表(e+の指数と万・億・兆)
日本の数の単位は4けた(1万倍)ごとに名前が変わります。指数表示の「e+」の数字から、どの単位かがすぐわかる表です。
| 指数表示 | ふつうの数 | 単位 |
|---|---|---|
| 1e+4 | 10,000 | 万 |
| 1e+8 | 100,000,000 | 億 |
| 1e+12 | 1,000,000,000,000 | 兆 |
| 1e+16 | 10,000,000,000,000,000 | 京(けい) |
| 1e+20 | 100,000,000,000,000,000,000 | 垓(がい) |
| 1e-1 | 0.1 | 10分の1(分) |
| 1e-2 | 0.01 | 100分の1(厘) |
| 1e-3 | 0.001 | 1000分の1(毛) |
| 1e-6 | 0.000001 | 100万分の1(マイクロ) |
e+3 は千(キロ)、e+6 は百万(メガ)、e+9 は十億(ギガ)、e-3 は千分の1(ミリ)、e-9 は十億分の1(ナノ)です。英語やSI接頭語は3けたごと、日本語の単位は4けたごとに区切るので、カンマの位置(3けた)と万・億(4けた)がずれることに気をつけましょう。
練習問題
問題1 スマホの計算機に「3.5e+8」と出ました。ふつうの数で何ですか?
問題2 「7.2E-4」をふつうの数に直してください。
問題3 45,000,000,000(450億)を指数表示にしてください。
問題4 99,999 × 99,999 は8桁の電卓と10桁の電卓で表示できますか?
問題5 Excelのセルに「2.5E+11」と出ました。いくらですか?また、ふつうに表示するには?
問題6 電卓で 8 ÷ 0 を計算したらEが出ました。壊れていますか?
参考
- シャープ 実務電卓 EL-N862 取扱説明書(PDF):エラーについて・概算・キーの説明
- カシオ 電卓 DS-1WT・JS-10WK ほか 取扱説明書(PDF):Eマークと計算範囲
- カシオ 関数電卓 fx-375ES・fx-915ES・fx-995ES 取扱説明書(PDF):Norm1・Norm2、演算範囲、エラー
- Microsoft サポート「Excel で利用可能な表示形式」:標準は12桁以上で指数表記
- Microsoft サポート「先頭のゼロと大きな数値を保持する」:有効数字15桁・文字列で入力
- Wikipedia「指数表記」
- Wikipedia「ネイピア数」
- Wikipedia「命数法」:万・億・兆・京・垓
関連する電卓
よくある質問
電卓に出る「E」の意味は何ですか?
計算機の「e+15」とは何ですか?
「e-5」や「E-7」のようにマイナスが付くのは?
電卓のEが消えないときはどうすればいいですか?
電卓で0で割るとどうなりますか?
ExcelでE+と表示される数字をふつうに表示するには?
関数電卓のeはネイピア数ですか?
何桁の電卓を買えばEが出にくいですか?
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最終更新:2026-10-13
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